9月24日(土)第七回英語で読むドラッカー開催しました。
「事業を成功させる」というテーマで、The Theory of the business と Core competency について、集中的に議論して、深い学びを得ました。
*The theory of the business is a discipline
事業を成功させるために秘訣ともいえる考えは、仮説よりは精度が高いもので「規律」(discipline)と言える。しかしながら、この「規律」というものは、未来永劫絶対的なものではない。環境の変化や、みずからの強みの有効性において、叩き、磨きあげ、順応させなければならない。これがまさに、disciplineである。規律であり、かつ常に鍛えて最高の状態にしておくものが、The Theory of the businessであるという考えに至りました。
*Core competencies meld customer value with a special ability of the producer
meldという意味の理解に苦しみました。上田惇生先生の訳では、「組織がもつ特別な能力が顧客価値と一致するとき中核的能力が生まれる」とありましたが、上手く理解できません。
参加者の一人が、meldというのはカードゲームで、カードを組み合わせて、高い役の手を作るという意味もあるということを教えてもらってスッキリしました。
つまり、コア・コンピタンスとは、自分の持っているいろいろな能力(カード)を組み合わせることで、顧客を満足させる高い価値(高い役の手)を作り上げる能力であるという考えに至りました。確かにドラッカーは、とっぴもないものを発明するのではなく、既存のものを組み替えたり、アイデアを変えることで、イノベーションを起こすべきとも述べていました。組み替えるというのが、meldという単語であれば、非常にしっくりきました。
次回は、10月22日(土)16:00~ 意思決定について取組みます。
OFFICE INTEGRITY Consulting Coaching Counseling オフイスインテグリティ 中西 功