ドラッカーマネジメント勉強会「明日を支配するもの」第5回目、7月10日(火)19:30より開催します
第5回目は、第五章の「知識労働者の生産性が社会を変える」を読みます。
いま国会で議論されている高プロというのは、ドラッカーが言うところの「テクノロジスト」ではないかと思います。テクノロジストとは、知識労働と肉体労働の両方を行い、これからの社会を豊かにしていく一番の担い手であり、その生産性をあげることが、成果をあげるうえで必要になります。
いま世間で行われている議論は、賛成派は「知識労働者」の立場に立ち、反対派は「肉体労働者」の立場にたっているために、全く平行線をたどっているのではないでしょうか?
テクノロジストとしての働き方というものについて、是非議論してみたいです。
私が会社に入った30数年まえは、オフイスワークでありましたが、「肉体労働」としての働き方、処遇、マネジメントであったともいます。最近のオフイスワークには、全くそぐわないように思います。
知識労働者にとっての生産性向上の6つの条件
1.仕事の目的を考える
2.働く者自身が生産性向上の責任を負う(つまり自らをマネジメントする)
3.継続してイノベーションを行う
4.自ら継続して学び、人に教える
5.量よりも質の問題であることを理解する
6.知識労働者はコストではなく、資本ざいである
以上の条件はが、肉体労働とちょうど真逆になっているということで、そうなれば知識労働者と肉体労働者の働き方や働く環境・条件が真逆にならざるを得ません。相反することにいかにバランスをとるか、考えましょう。
ファシリテーター 中西 功
一回ごとに独立した内容になっていますので、第三回目からの参加でも大歓迎です。自らの未来を自分で創りたいと悩んでいる方は是非いらしてみて下さい。
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