ドラッカーマネジメント勉強会(ZOOM) ネクストソサエティのニューノーマル 6月20日(土)16:00より開催します
3月より休止しておりました勉強会をzoomで開催いたします。再開第一回目は先日行われたドラッカー学会を振り返り、 What's Next? - 危機の時代とドラッカー『変化は脅威であるが機会でもある』というテーマで皆さんとのデイスカッションつうじて、これからの社会、組織、個人のあり方について考えたいと思います。
勉強会のたてつけとしましては、次の4つの順にすすめてゆきたいと考えております。
1.変化は脅威であるが機会でもある(脅威を理解し受容れ、自らがなすべきことをなす)
最近の数カ月ですっかり環境が変わってしまいました。事態が終息しても、以前のような生活に戻るとはないように考えられます。まずはいろいろな参加者の皆さんと一緒に、我々の取り巻く環境の変化について確認し、理解を深めたいと思います。いわゆるドラッカーがいう「すでに起こった未来」について考え、どのような機会が生まれてくるか議論しましょう。
2.組織とリーダーシップ(疎になっても密なコミュニケーション)
働き方改革が叫ばれてからも改革は進んでいませんでしたが、この数カ月で強制的なテレワークやデジタル技術の利用が進みました。予想を超えたスピードで進んだ一方で、マネジメントがついていけるかがこれから課題になってきます。組織のリーダーの役割とは何か、政治家のスタイルや参加者の所属する組織のリーダーを参考にしながら、ドラッカーの文献も紐解きながら議論しましょう。
3.成果をあげるためのセルフマネジメント(疎になっても組織を活用して成果をあげる)
働き方が疎になったとしても、大きな成果をあげるためには組織というツールが必要です。またドラッカーは人類は社会的な動物であるとしていますので、いかなる事態になろうとも、個人は社会との位置づけのなかで生活を続けてゆくには変わりはありません。疎になっても組織の一員として活躍するために一番重要になるのがセルフマネジメントということになります。今一度、これからの時代のセルフマネジメントについて議論しましょう。
4.これからの国家と組織(超組織個人社会という考え)
「疎」の環境で組織のリーダーによるリーダーシップと個人によるセルフマネジメントのあり方が変れば、国家や組織と個人の関係も変わってきます。政治的にはいろいろな制約や新しいルールや規制が生まれる一方で、情報や経済のグローバル化というものは止まりません。ドラッカーのいう多元的な価値観はむしろ促進されてゆくと考えられます。最後に個人としての生き方についても議論したいと思います。
たいへん盛沢山な内容ですので、1時間半では全く足りないとおもいます。終了後にはZOOM懇親会を開きたいと思いますので、以降の勉強会のあり方やテーマについても議論しましょう。
今回のZOOM勉強会は、従来より開催しておりました「ドラッカー学会名古屋SG」のメンバーと大阪で毎月行っている読書会のメンバーのお声掛けをしておりますが、読書会未参加の初めてのての方も是非一度覗いてみていただきたいと思います。
16:00~17:30 ZOOMにて開催、17:30~ ZOOM懇親会、今後の勉強会・読書会のあり方についても考えましょう
参加費 無料、ファシリテーター 中西 功
お申し込みは、info@integrity-cafe.com まで
お申込みいただいた方には、zoomの接続先と事前資料をお送りします。
参考図書は『トラッカー365の金言』(The Daily Drucker) ダイヤモンド社 PFドラッカー著、上田惇生訳