

ドラッカーマネジメント勉強会(ZOOM)「経営の真髄」第11章 企業家的スキルとしての戦略 12月26日(土)16:00より開催します
昨日は戦略計画ということについて掘り下げて議論しました。戦略は、責任であって手法でないという点がどうもしっくりゆかず、いろいろ議論になりました。 全く同じ行動であっても、手法になる場合と責任になる場合があるというのが結論でした。ビジョンに基づいた行動、つまり「事業は何であるべきか」に対応する活動は自らが新たな世界を切り開くための決意であり責任になり、戦略的意思決定といえる。その一方で、目先の目的を達成するための行動は手法であり、戦術であるということです。 たとえば「値段を下げる」という行動の場合、競争相手が下げたので自社も下げるとか、在庫が溜まってしまったので下げるというのは戦略的ではなく方法だということです。事業戦略として、「お値段以上〇〇〇」であればそれは立派な戦略であり、大きな責任をもってのコミットメントといえます。 私の気付きとしましては、「戦略計画」と「普通の計画」があるということではないかということです。前章から、「未来は予測するのではなく、ビジョンをもって決意して行動するのだ」とありますが、未来だけ語っていても飯は食えないということ