

ドラッカーマネジメント勉強会、「非営利組織の経営」 第五回目、2月5日(火)19:00より開催します
最終回のテーマである「自己開発」というのは、非営利組織の経営というテーマからは少し外れるような気がしますが、本書の中で自分にとっては一番大切な章だと感じますので、しっかり皆さんと議論して考えを深めたいと思います。 ドラッカーの名言の一つである「何によって憶えられたいか」とは、自己刷新させるための自分自身のふりかえりを促す問いだといわれています。今回のテーマである「自己開発」とは、如何に自己刷新を続け、如何に自分自身で生涯を通じて成長してゆくかということを考えたいと思います。 会社には雇用の制度として定年というものがありますが、人生には定年はありません。会社にいれば、会社が仕事を見つけてくれ、その仕事を通じて自ら成長させることも可能です。しかし一旦会社を辞めると、自分で働く機会を探し、仕事を見つけ、自らを成長させて行かなければこの自己刷新はできません。これは結構難しいテーマです。定年になって自由な時間ができても旅行三昧、趣味三昧でも、自己成長ができなければ、たま社会的な貢献ができなければ、人は満足できません。 「卓越性の追求」という言葉もでてきます


ドラッカーマネジメント勉強会、「非営利組織の経営」 第四回目、1月8日(火)19:00より開催します
今回対象となる第Ⅳ部のお題は「ボランティアと理事会」ですが、内容としては「人を育てる」ということです。 P.165の中ほどに、「身につけさせるスキルはある。だが人を育てるということはそれ以上のことである。」とあります。「教えること」は、「育てること」とイコールではないということをあらためて考えたいと思います。 スキルは教え込まないといけない。しかしそれだけでは足りない。では、何を修得できれば「育った」といえるのでしょうか? スキルについては、チェックポイントを設けて、どのくらい修得できたかを点数で付けることで評価はできます。では、その次は何か? このあたりのテーマについて、特に我々は幼いころから十分に取組んでいないのではないでしょうか。「なすべきこと」が与えられている場合は、それに対応するスキルが高ければ高いほど成果をあげることができまいた。しかしこれからの時代では、「なすべきこと」を考える能力が求められます。いろいろなことに応用できるスキルを身に付け、磨くことはもちろん重要ですが、「なすべきこと」を考えて実践できる能力を身に付けることがそれ以上