

ドラッカーマネジメント勉強会(ZOOM)「経営の真髄」第19章 知識労働者の生産性 7月31日(土)16:00より開催します
前回は、肉体労働は労働量の投入に比例して成果があがる。生産性を上げるためには、「やり方」を改善して、比例の傾きの角度をあげるということでした。 それに対して今回は、知識労働の生産性を上げるというのはどういくことかについて考えます。知識労働で一番大切なことは「なされるべきことを考える」ということ。その次は「成果を考える」ということで、これは「経営者の条件」にも書かれていることです。成果とは、顧客にとっての価値であり、そのために自分としての成果をいかに測るかという目標設定について考えます。 そうなると知識労働とは考えるだけで何もしないのかという疑問が出てきますが、後半ではテクノロジストというタイプの労働者について考えます。従来の熟練労働者に代り、知識労働者として考えたことを作業として肉体労働で実践するのがテクノロジストです。このテクノロジストは単純作業をするのではなく、自ら判断しながらより価値の高い成果を上げる作業をする労働者のことで、この層を増やすことが組織として競争優位に立つことができるとしています。 資本の力で設備投資を行い競争していた時代から