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ドラッカーマネジメント勉強会(ZOOM)「経営の真髄」第11章 企業家的スキルとしての戦略 12月26日(土)16:00より開催します

昨日は戦略計画ということについて掘り下げて議論しました。戦略は、責任であって手法でないという点がどうもしっくりゆかず、いろいろ議論になりました。

全く同じ行動であっても、手法になる場合と責任になる場合があるというのが結論でした。ビジョンに基づいた行動、つまり「事業は何であるべきか」に対応する活動は自らが新たな世界を切り開くための決意であり責任になり、戦略的意思決定といえる。その一方で、目先の目的を達成するための行動は手法であり、戦術であるということです。

たとえば「値段を下げる」という行動の場合、競争相手が下げたので自社も下げるとか、在庫が溜まってしまったので下げるというのは戦略的ではなく方法だということです。事業戦略として、「お値段以上〇〇〇」であればそれは立派な戦略であり、大きな責任をもってのコミットメントといえます。


私の気付きとしましては、「戦略計画」と「普通の計画」があるということではないかということです。前章から、「未来は予測するのではなく、ビジョンをもって決意して行動するのだ」とありますが、未来だけ語っていても飯は食えないということも現実としてあります。日々の暮らしは、過去の努力で築いた遺産を守ることで成り立っています。遺産はいずれ食いつぶしてしまうことになるので、未来を築くために戦略的な行動を起こしましょうということだと理解しました。

戦略とは、事業は何であるべきかを考えて事業や顧客を絞り込み、イノベーションを起こすことを計画としてコミットする、つまり責任を持つことある。未来をつくるためには戦略計画が必要。しかし今日食べていくためには、過去を守る普通の計画、予測、予定も必要。

今年の振り返りと来年の取り組みを考えるにあたり相応しいテーマでした。


新年は、1月23日(土)16時~17時半といたします。

どなた様も、しっかり戦略計画を練りながら良いお年をお迎えください。

参加費 無料、ファシリテーター 中西 功

お申し込みは、info@integrity-cafe.com まで

​お申込みいただいた方には、zoomの接続先と事前資料をお送りします。

​​課題図書は『経営の真髄』(上)ダイヤモンド社 PFドラッカー著、上田惇生訳



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