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ドラッカーマネジメント勉強会(大阪)、「経営の神髄」 第2回目、6月11日(火)19:00より開催します

「働き方改革」のなかでいかに生産性を維持させるか

第二回目は、第2章 社会機能としてのマネジメント、第3章 マネジメントの三つの役割、さらにもし時間があれば、第4章 知識がすべて の3つの章を課題範囲とします。

「懸命ではなく、賢明に働くということはどういうことか」ということか、つまり働き方改革の趣旨であるべき「労働時間を短縮しながらも生産性を高める」という相反したテーマへの取り組みについて、皆さんと議論したいと思います。

過労死やブラック企業がメディアに取り上げられ、政府が労働時間の短縮に乗り出してきましたが、その一方で生産性をどのように維持改善してゆくかに全く触れられていないように思います。日本の職場は、管理職が早く帰り、担当職が遅くまで残業を続けているような光景をよく見ます。一方で海外では担当職は定時で帰り、管理職だけが残ったり、外出先とかから長時間の電話会議をしたり、時間関係なしに働いているように感じます。

マネジメントにはきりがなく、誰でもできるわけではないので、選ばれた管理職に仕事が集まってしまい、またこの管理職の仕事が全体の生産性を高めているので、その対価としてふさわしい待遇が得られるのは当然だと思います。

日本の場合は、管理職が大きなテーマを部下である担当者に任せ、帰ってしまう。任された部下は途方に暮れながら、人悩みながら長時間の残業をしてしまう。上司である管理職は、人を育てるための権限移譲だと言いますが、裏を返せば職務放棄ともいえないのではないでしょうか。確かに任せないと人は考えないので成長しないですが、経験や能力が不十分な部下に丸投げというと、時間と労力の無駄とも言えます。

次回は、知識労働における管理職と部下との役割分担や権限移譲について、「時短」と「生産性維持改善」というテーマについて考えたいと思います。

課題範囲(経営の神髄 上巻、第2章社会機能としてのマネジメント、第3章マネジメントの三つの機能、第4章知識が全て、P.43~80)を読み込んでいただき、ご自身の課題を見つけて参加されると、より生産性の高い読書会になります。勉強会でご自身の経験や考えを議論しながら、気づきを得て、明日からの仕事に生かすことを目的にしております。一回ごと独立したテーマになっておりますので、途中回からの参加も大歓迎です。一人ではなかなかとっつき難いドラッカーのマネジメントを一緒に勉強しましょう。

参加費1,500円、ファシリテーター 中西 功

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